天龍寺で精進料理をいただく

 あけましておめでとうございます。いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 さて、年末は少しだけ京都を旅してきました。何度訪れても新たな発見があり、興味の尽きない場所です。今回は、建仁寺、天龍寺と禅寺を回って枯山水のお庭を拝見して参りました。じっと見つめていると、波のようにも見えてきて不思議な気持ちになりますね。

 

 天龍寺では、精進料理をいただきました。十数年前の12月に一度訪れたことがあります。当時と変わらない雰囲気で、懐かしい気持ちになりました。胡麻豆腐やお麩の煮物がとても美味しかったです。

 

 お箸を包む和紙の内側に「食事五観の文」が記されていました。その一つ目に「功の多少を計り、彼の来処を量る。」というのがあって、食事を作った人の労を考えて、自然の恩恵を忘れてはいけないよという内容が書かれていました。現代では忘れがちな感覚、でも実は大事なことですね。

 

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